地球環境のために様々なリサイクルが行なわれています。
リサイクルが地球環境のためにいいということは、ご存知だと思いますが、具体的にリサイクルすると
どれくらいの効果があるのかご存知ですか?
そんなリサイクルに関連した項目のちょっとしたマメ知識をご紹介します。
木のチカラ
木がどれくらいの二酸化炭素を吸収してるかご存知ですか?幹が15cm以上の成木で年間に約12kgの二酸化炭素を吸収しています。これは、約27kwhの電力を発電するのに発生する二酸化炭素に相当します。但し、木も年をとる毎に二酸化炭素の吸収量は減るそうです。
普段利用しているビン
皆さんの普段利用しているビンは、リターナル瓶ワンウェイ瓶との2種類に区分されます。リターナル瓶とは牛乳瓶やビール瓶など繰り返し使用される瓶のことで、ワンウェイ瓶とは栄養ドリンクの瓶やジュースの瓶等のことで瓶としての寿命は1回きりの瓶のことを言います。繰り返し使うことは出来ませんがしっかり分別をすることで路面材などに再利用されたりとリサイクルを行うことは可能です。ちなみにリターナブル瓶は20回以上も繰り返し利用されリサイクルの優等生とされています。
リサイクルマーク
ペットボトルのリサイクルマークの中に数字が書いてあるのをご存知でしょうか? 1とか2とか実はこれは、ペットボトルのリサイクルされた回数のこと・・・ではなく三角形の中に「2」や「3」のマークが入ったものは、米国のプラスチック工業協会がプラスチックの分別のために開発した「SPIコード」というもので、2は高密度ポリエチレン、3は塩化ビニール樹脂を指し、7まであります。 ただし、日本では米国のように2から7の数字で表示することは義務化されていません。
牛乳パックはトイレットペーパーへ
※牛乳パック30枚をリサイクルすると約5個分のトイレットペーパーに再生されます。
シュレッダーした古紙はリサイクル可能
※シュレッダした古紙はリサイクル出来ないという話を聞いたりしますが、その様な事はありません。
細断された古紙からでも繊維はとれますのでリサイクルは可能です。
ペットボトルは、全体ゴミの10分の1
※国内のペットボトル等のプラスチックゴミは年間約300万dもあり、
これは全てのゴミの10分の1に当ります。
段ボールの由来
※段ボールは紙と紙の間にジグザグ状の紙が入っている物を段ボールと呼びます。
段になっているボール紙という意味です。